7月、夏本番が近づいてきましたね。暑さが本格化してくると、どうしてもエアコンに頼らざるを得ません。さらには昨今の異常気象?の影響なのかエアコンの出番が年々増えている気がします。そんな中「電気代が気になる…」「なるべく節電したい…」そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、エアコンを節電しながら、効率よく部屋を冷やす方法を7つご紹介します。
効率よく部屋を冷やす7つの方法
1.湿度と風向きに注目

「設定温度は28℃が節電に良い」とよく聞きますが、湿度や風の流れにも注目することが大切です。湿度が高いと体感温度はグッと上がります。たとえば、28℃でも湿度70%ではムシムシして不快に感じる一方、湿度50%なら快適さは大きく変わります。また、風が滞留すると部屋全体が冷えにくく、エアコンに無駄な負荷がかかります。
除湿モードの活用+風向きの調整(水平や下向き)で、体感温度を下げましょう
2.扇風機/サーキュレーターを併用

エアコンの冷気を部屋全体に行き渡らせるには、空気を“動かす”工夫が不可欠です。特にワンルームやL字型の部屋では、冷気が隅まで届かずムラが出がち。そんなときは、扇風機やサーキュレーターで風の流れをつくるのが効果的!体感温度が下がり、設定温度を上げても快適に過ごせます。
・扇風機は天井に向けて風を送り、冷気を上に回します
・サーキュレーターはエアコンの対角線に置いて空気をかき混ぜるイメージで
3.カーテン・ブラインドで日差しカット

夏の敵は、エアコンだけでは太刀打ちできない日差しの熱。特に午後の西日が差し込む部屋では、エアコンの効きも悪くなります。遮熱・遮光カーテンやブラインドで窓からの熱をブロックするだけで、室温の上昇を2〜3℃も抑えられることも!外出時はもちろん、日中在宅時もこまめにカーテンを閉める習慣をつけましょう。
・ベランダの打ち水やすだれを併用するとさらに効果がUPします
4.エアコンのフィルター掃除は必須!

意外と忘れがちなエアコンのフィルター掃除。これ、やらないと本当に効率が下がります!ホコリが詰まっていると、冷たい風が出にくくなるだけでなく、内部にカビが発生する原因にも…。月に1~2回、掃除機で吸い取る or 水洗いするだけで、冷却性能が大幅に改善され、電気代の節約にもつながります。
5.冷気が逃げないよう“すき間対策”

どんなにエアコンで部屋を冷やしても、冷気が外に逃げてしまっては元も子もありません。特に古い物件や賃貸アパートでは、窓やドアにすき間ができていることが多く、そこから冷気が漏れてしまうんです。市販のすき間テープや断熱パッドを貼るだけで、冷房効率がぐんとアップ!
・ドアの下にタオルを置くだけでも簡易すき間対策になります◎
6.つけっぱなし vs こまめに消す

よくある疑問「エアコンはつけっぱなしとこまめに消す、どっちが電気代安いの?」答えは、“状況によって使い分ける”が正解です。エアコンは立ち上がり時に大きな電力を消費するので、再起動を減らす方が効率的な場面もあります。
▶ 外出が30分~1時間程度なら、つけっぱなしの方が消費電力が少ない
▶ 長時間(1時間以上)の外出なら、しっかり電源をオフにしましょう
7.エアコン使用前に熱を逃がす

夏の帰宅直後、部屋が蒸し風呂のように熱い…。この状態でいきなり冷房をつけても、エアコンが室内の熱を冷ますのに時間と電力がかかってしまいます。解決法はシンプル。まず窓を開けて熱気を外に逃がすこと!たった2〜3分でも効果的。その後にエアコンをつければ、立ち上がりが早く、涼しくなるスピードもUPします。
まとめ

夏のエアコン節電は、「がまん」ではなく「工夫」次第で快適さを保ちながら実現できます!今回ご紹介した7つの方法は、どれもすぐに取り入れられるものばかりですので実践してみてはいかがでしょうか。少し意識するだけで、電気代の節約にもつながり、心地よい夏を過ごせるはずです。無理せず、でもしっかり涼しく。そんな夏を一緒に乗り切っていきましょう!
